注目論文数、日本は13位 インド、韓国が順位上げる

AI要約

文部科学省の科学技術・学術政策研究所が発表した世界ランキングでは、日本が13位で順位を維持していることがわかった。中国、米国、英国が上位を占めており、インドや韓国も順位を上げている。

2020~22年の平均論文発表数を分析した結果、中国が4年連続で1位を獲得しており、注目論文数は日本よりも大幅に多いことがわかった。複数国の研究者が参加することが多い注目論文について、国別に貢献度に応じて割り振られる。

日本の注目論文数は3719本であり、中国や米国と比べると少ないが、日本の研究成果も世界で高い評価を受けていることが示されている。

 文部科学省の科学技術・学術政策研究所は9日、研究内容が注目されて数多く引用される論文数の世界ランキングを発表し、日本は前回と同じ13位だった。1~3位も中国、米国、英国で前回と同じだが、インドが6位から4位、韓国が10位から9位に順位を上げた。

 各国の2020~22年の平均論文発表数などを分析した「科学技術指標2024」によると、日本の注目論文数は3719本。4年連続1位の中国は6万4138本、米国は3万4995本、英国は8850本。注目論文は複数国の研究者が参加することが多く、貢献度に応じて国別に割り振っている。