レスリング・日下尚が金メダル 行きつけうどん店も祝福 地元・高松市「あづまうどん」

AI要約

高松市では、パリ五輪で金メダルを獲得した日下尚選手に歓喜が満ちた。彼の故郷である高松市のうどん店「あづまうどん」の店主も祝福し、日下選手の勝利を讃えた。

日下選手は、うどんを勝負メシとして愛しており、海外遠征でも乾麺を持参するほどである。彼の好物は「肉ぶっかけうどん」とされ、金メダル獲得にも“うどんパワー”が活かされた。

日下選手の母校である高松北高校では、決勝のパブリックビューイングが行われ、市民や同級生が日下選手の快挙を祝福した。

レスリング・日下尚が金メダル 行きつけうどん店も祝福 地元・高松市「あづまうどん」

 パリ五輪の男子グレコローマンスタイル77キロ級で日下尚(23)が8日(日本時間)、金メダルに輝いたことを受け、地元・高松市は歓喜に沸いた。

 日下がこよなく愛するうどん店「あづまうどん」の店主・藤井大剛さん(49)は「ただ、ただおめでとう。地元の誇りだ」と祝福。日下はうどん好きで、海外遠征にも乾麺を持参するなど勝負メシにしている。藤井さんによると、同店では牛肉をのせた「肉ぶっかけうどん」が定番。「普通の人が1玉のところ、洗面器ぐらいの大きなどんぶりで4玉食べる」と明かした。

 パリ五輪を控えた5月中旬には藤井さんと妻の和恵さん(49)が乾麺約180人前を関東を拠点にする日下に贈った。日下はパリにも持ち込んだようで、日下の母から決勝前にも食べていたと連絡があったという。まさに“うどんパワー”でつかんだ金メダル。和恵さんは「時間ができたらまたお店に来てほしい」と凱旋を心待ちにした。

 高松市内の総合体育館では決勝のパブリックビューイングが行われ、母校・高松北高校の後輩や市民らが金メダル獲得を喜んだ。