レスリング・日下尚が銀メダル以上確定 「人生を変えるためにここにきた」名前の由来はマラソンのQちゃん
AI要約
日下尚がパリ五輪レスリング男子グレコローマン77キロ級で銀メダル以上を確定させる
23歳の日下は世界ランキング1位で臨み、東京五輪銅メダリストを破って五輪切符を獲得
日下の名前には高橋尚子から影響を受け、金メダルを目指す意気込みを持つ
◇6日 パリ五輪 レスリング男子グレコローマン77キロ級準決勝（シャンド・マルス・アリーナ）
男子グレコローマンスタイル77キロ級で初出場の世界ランキングに1位で臨んだ日下尚（なお、三恵海運）の銀メダル以上が確定した。準決勝でマルハス・アモヤン（アルメニア）を3―1で破って、決勝に駒を進めた。「大会前は緊張していたが、五輪ならではの応援がめちゃくちゃ力になって、浮かれました」と笑いつつ、決勝に向けて「人生を変えるためにここにきた。最後人生を変えていきたいと思う」と気持ちを引き締めた。
23歳の日下は国内選考で同階級の東京五輪銅メダリストの屋比久翔平を破り、昨年9月に世界選手権初出場。3位に入って五輪切符をつかんだ。今年6月にはブダペストでのランキング大会を制し、パリ五輪に世界ランキング1位で臨むこととなった。
名前の「尚」は女子マラソンシドニー五輪金メダリストの高橋尚子さんが由来。日下は2000年11月生まれで、同年9月にシドニー五輪で高橋さんが金メダルに輝いたことから、1文字をもらって名付けられた。金メダリストの名にあやかり、1番輝くメダルをつかむ。
