「巨大地震注意」発表で交通にも影響 東海道新幹線やJR在来線・小田急線など通常より速度落としての運行に

AI要約

気象庁は「南海トラフ地震臨時情報」を初めて発表し、巨大地震に警戒を呼びかけている。

関東から九州の太平洋側に住む人に、1週間の間地震への備えを呼びかけている。

交通にも影響が出ており、新幹線や在来線の一部区間での運行速度が低下し、特急の運休も発生する。

「巨大地震注意」発表で交通にも影響 東海道新幹線やJR在来線・小田急線など通常より速度落としての運行に

気象庁はきのう、「巨大地震注意」の「南海トラフ地震臨時情報」を初めて発表しました。これに伴い、交通にも影響が出ています。

気象庁は、きのう夕方に起きた最大震度6弱の地震に連動して別の巨大地震が起きる可能性が平常時より高まっているとして、「巨大地震注意」の「南海トラフ地震臨時情報」を発表しました。

関東から九州の太平洋側など対象エリアに住む人に対し、「今後1週間は地震への備えの再確認を続け、自治体などからの呼びかけに応じた防災対応をとってほしい」としています。

この影響で、東海道新幹線では静岡県の三島駅と愛知県の三河安城駅との間の上下線で、1週間程度、通常より速度を落として運行します。JR東海によりますと、10分以上の遅れが見込まれるということです。

また、東海道線や中央本線などのJR在来線でも一部区間で、小田急線では神奈川県の本厚木-小田原間の上下線で速度を落としての運行となります。

このほか、JR紀勢線の特急「南紀」などが1週間程度、運休となります。