お盆にかけてもゲリラ豪雨のおそれ 今夜までに台風発生へ 海でのレジャーも要注意

AI要約

お盆にかけても暖かく湿った空気や日中の昇温により、ゲリラ雷雨のおそれがあります。台風が12日にかけて日本の東を北上する見通しです。

小笠原諸島では熱帯低気圧から変わる台風の進路により、警報級の大雨と土砂災害の可能性があります。九州から関東でも局地的に雨雲やカミナリ雲が発達する見込みです。

今日もにわか雨や雷雨が多発し、お盆期間中も天気の急変に注意が必要です。また、山や川、海での事故防止のためにも気象情報を確認し、安全に過ごしましょう。

お盆にかけてもゲリラ豪雨のおそれ 今夜までに台風発生へ 海でのレジャーも要注意

お盆にかけても暖かく湿った空気や日中の昇温により、ゲリラ雷雨のおそれがあります。今日7日夜には台風が発生して、12日にかけて日本の東を北上する見通しです。海でのレジャーは危険です。今後は最新の台風もこまめにチェックしてください。

午後3時現在、父島の南にある熱帯低気圧が今日7日夜には台風にまで発達し、12日にかけて日本の東を北上する見通しです。

台風が接近する小笠原諸島では明日8日明け方にかけて雷を伴った激しい雨が降る所もあるでしょう。熱帯低気圧から変わる台風の進路等によっては、警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害に注意・警戒してください。

九州から関東では、台風から離れていても熱帯由来の暖かく湿った空気が流れ込むため、局地的に雨雲やカミナリ雲が発達するでしょう。

今日7日も広い範囲で大気の状態が不安定で、あちらこちらでにわか雨や雷雨がありました。特に、福島県では局地的に雨雲が発達して、1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が多発しました。お盆にかけても天気の急変にご注意ください。

海では明後日9日頃からうねりを伴って、次第に波が高くなるため、海でのレジャーも注意が必要です。お盆休みに入り、計画を立てている方もいらっしゃるかと思いますが、予定の変更も検討してください。今後も最新の台風情報をこまめにチェックしましょう。

本格的な夏に入って、川や海での事故が増えてきています。お盆に入ると、屋外でのレジャーの機会がさらに多くなると思いますが、天気の急変に注意が必要です。

①山では雷雨の危険があるため、事前に気象情報を確認のうえ、山に入るか慎重に判断をしてください。万が一に備えて、避難できる山小屋の位置なども事前に把握しておきましょう。

②海では落雷は感電のおそれが高く、とても危険です。少しでも雷の音がしたら、すぐに海から上がって車や頑丈な建物に避難しましょう。

③川では晴れていても、上流部の大雨で水位が急に高くなることがあります。中州には入らず、テントを張る際は川から十分に距離をとりましょう。

最新の雨雲レーダーをこまめにチェックして、上流部も含めた実況や今後の予想を確認してください。「山の雷、川の増水」といわれるように、山で雷雨があると、下流の川は晴れていても急に増水することがあるため、注意が必要です。

この期間も日本付近への太平洋高気圧の張り出しが弱く、日本の南では熱帯低気圧が発生しやすいでしょう。お盆明けにかけても雨雲の元になる暖かく湿った空気が流れ込みやすい状況が続くため、晴れ間がでる所も急な雨や雷雨に注意が必要です。

最高気温は九州から東海では35℃以上の日がほとんどで、うだるような暑さが続きます。

長引く猛暑で、すでに体に疲れがたまっている方もいらっしゃるかと思いますが、暑さにまだ終わりが見えません。

お盆期間中も無理をせず、しっかり睡眠をとるなど、生活のリズムを大きく崩さないようにしましょう。また、バランスの良い食事をとるなど、夏バテしないよう、お気をつけください。