スキューバダイビング中に呼吸装置を…水深約20mでパニック状態になった54歳男性が死亡 ダイビング経験者も…

AI要約

新潟県佐渡市でスキューバダイビング中の男性がパニック状態になり死亡する事故が発生。

男性は水中で呼吸装置をつけ外ししていたところ、パニックに陥ったと報告されている。

佐渡海上保安署が死因や事故の経緯を調査中であり、スキューバダイビング時の安全管理が呼びかけられている。

スキューバダイビング中に呼吸装置を…水深約20mでパニック状態になった54歳男性が死亡 ダイビング経験者も…

8月4日、新潟県佐渡市でスキューバダイビングをしていた54歳の男性が死亡する事故があった。男性はダイビング経験者だったが、海中でパニック状態になっていたという。佐渡海上保安署は男性が溺れたとみて経緯などを調べている。

死亡したのは、上越市に住む54歳男性だ。

スキューバダイビングのツアーに参加していた男性は4日午前11時ごろから、佐渡市宿根木地区の沖合約200mの付近で水中遊泳していた。

その直後、ツアー客の1人が水深約20mの地点で呼吸装置をつけたり外したりしてパニック状態になっている男性を発見。

インストラクターが男性に酸素を供給しながらボートに引き上げ、男性は心肺停止の状態で病院に運ばれたが、死亡が確認された。

佐渡海上保安署によると、男性はダイビング経験者で、ツアーには8人が参加し、インストラクター2人で対応していたという。

事故当時、波は穏やかで潮流にも問題はなかった。

佐渡海上保安署は男性が溺れたとみて、死因や事故の経緯について詳しく調べている。

また、スキューバダイビングをする際、体調に異変を感じた時にはダイビングをやめるなど無理をしないよう呼びかけている。

(NST新潟総合テレビ)