週末の海難事故相次ぐ-佐渡市でダイビング中の男性死亡も【新潟】

AI要約

佐渡市でのスキューバダイビング事故で男性が死亡。インストラクターがパニック状態になった男性を救助しようとしたが、到着時には既に死亡していた。

佐渡海上保安署は男性が原因不明のパニックに陥ったとして調査中。他にも高波にさらわれた兄妹や泥酔して海に入った男性がおぼれる事故が相次いで報告されている。

海の事故に対する警戒を呼びかける各海上保安署。ダイビングツアー業者も受け入れの強化を図る姿勢を示している。

週末の海難事故相次ぐ-佐渡市でダイビング中の男性死亡も【新潟】

この週末、各地で海の事故が相次ぎました。佐渡市では、スキューバダイビングをしていておぼれた男性が死亡しました。

佐渡海上保安署によりますと、4日午前、佐渡市でダイビングツアーに参加した上越市の男性(54)が突然パニック状態になり、その後動かなくなりました。インストラクターがボートに引き上げ病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

■ダイビングショップ関係者

「急に体調が悪くなったとしか考えられない。こういったことがないように、私たちも受け入れをさらに強化していきたい。」

事前の確認では、体調不良や機材の不具合などはなく、佐渡海上保安署は男性が何らかの原因でパニックに陥ったとみています。

また、4日は上越市のなおえつ海水浴場で、中学生の兄(13)と小学生の妹(9)が高波にさらわれ、助けに行った男性も溺れました。それぞれ救助され、命に別条はありません。

糸魚川市では、泥酔して海に入った男性がおぼれて救助されています。各海上保安署などは、海の事故への注意を呼びかけています。