サッカー交流で被災地結ぶ 石川の高校女子とINAC神戸

AI要約

能登半島地震で被災した石川県立七尾高の女子サッカー部員が兵庫県を訪れ、なでしこリーグINAC神戸の選手や神戸市の高校生と交流した。

スポーツの力で復興を支援しようとする取り組みで、阪神大震災を経験した県やボランティア団体によって企画・招待された。

交流会では、被災経験を持つ方も参加し、被災地と復興への思いを共有することで、互いに力となる経験となった。

 能登半島地震で被災した石川県立七尾高の女子サッカー部員が5日、なでしこリーグINAC神戸の選手や神戸市の高校生らと交流するため兵庫県を訪れた。スポーツの力で復興を支援しようと、阪神大震災を経験した県やボランティア団体などが企画、招待した。

 兵庫県庁での歓迎式では、11人の部員を斎藤元彦知事や県立北須磨高の生徒らが迎えた。七尾高2年の橋本和花さん(16)は「兵庫のみなさんと復興への思いを共有し、互いが今後も歩み続ける力となるような経験にしたい」とあいさつした。

 その後の交流会には、阪神大震災の語り部を務めてきた北淡震災記念公園(同県淡路市)総支配人、米山正幸さん(58)が参加した。