首相、早期の激甚災害指定を指示 山形、秋田両県の大雨被害

AI要約

岸田文雄首相は、山形、秋田両県の大雨被害に対し早期の激甚災害指定を急ぐよう指示した。

首相は防災担当相に被災地支援ニーズの把握を要請し、現地視察を予定している。

激甚災害指定により、復旧事業への国庫補助率が引き上げられる見通し。

 岸田文雄首相は2日、山形、秋田両県の大雨被害について、早期の激甚災害指定に向けて手続きを急ぐよう松村祥史防災担当相に指示した。松村氏が首相官邸で被災状況を報告した後、記者団に明らかにした。

 首相は松村氏に対し、被災地に入って支援ニーズを把握するよう求めた。松村氏は来週にも現地を視察する見通しだ。

 激甚災害に指定されれば、復旧事業に対する国庫補助率が引き上げられる。