「行政の支援が届いていない…」二次被害の恐れから捜索が実施できていない場所も 住宅被害は山形で899棟・秋田で263棟

AI要約

山形県と秋田県に記録的な大雨が降り、復旧作業が難航している。

秋田県湯沢市では土砂崩れにより男性行方不明、捜索準備が進められる。

山形県酒田市では土砂により集落を覆い、行政支援が不足している。

「行政の支援が届いていない…」二次被害の恐れから捜索が実施できていない場所も 住宅被害は山形で899棟・秋田で263棟

山形県と秋田県に降った記録的な大雨。

1週間がたっても、復旧は難航しています。

秋田・湯沢市では7月25日、土砂崩れにより、60代の男性の行方が分からなくなりました。しかし、二次災害の恐れから捜索は実施できず、今後捜索するため準備が進められています。

山形・酒田市では、10世帯ほどが暮らす集落を土砂が覆いました。

集落に続く道路は、31日まで寸断され、「行政の支援は届いていない」という声が聞かれました。

相蘇竜樹さんは、「泥かき出すとか、汚い家具を集積場に持っていくなんて、そんなことはできない。片づけられるだけうらやましいというのが、今の我々の感情」と話しました。

住宅の被害は山形県で899棟、秋田県で263棟で、さらに増える可能性があります。