手足口病感染者、東京は2週連続で減少 - 「警報レベル」超えは29地区

AI要約

東京都の手足口病の感染者数が2週連続で減少し、30週のデータでは3,582人で前週よりも2.6%下回った。

定点医療機関当たりの報告数も減少し、29地区が警報レベルを超えたが、5地区は超えなかった。

最も多い定点当たりの報告数を持つ地区は多摩小平で、その他にもいくつかの地区で高い報告数を記録している。

 東京都の手足口病の感染者数が2週連続で減少した。都が1日に公表した30週(7月22-28日)のデータによると、感染者数は3,582人で、前週を2.6%下回った。【渕本稔】

 定点医療機関当たりの報告数は前週の13.94から13.72に減少した。都内の保健所が管轄する31地区のうち、「警報レベル」の5.0を超えたのは29地区だった。

 定点当たりの報告数が最も多いのは「多摩小平」の28.40人。次いで「台東」(24.00人)、「荒川区」(23.50人)、「江東区」(22.56人)、「八王子市」(22.30人)、「多摩府中」(20.90人)、「中野区」(18.50人)、「大田区」(17.25人)などが続く。