空港ターンテーブルにマグロ出没 青森、日航整備士のアイデア

AI要約

青森空港で整備士が製作したマグロの模型が乗客の注目を集める。

整備士のアイデアで作られた1.4mのマグロは、数年ぶりに再登場した。

模型は一度劣化したが、修繕されて再び乗客の笑顔を誘っている。

 手荷物を受け取ろうとしたら、今にも動き出しそうなマグロ―。青森空港のターンテーブルに31日、日航の整備士が業務の合間に製作したマグロの模型が現れた。乗客は驚き、目を輝かせて写真に収めていた。日航によると、時折出没し、見かけたらラッキー。

 模型は全長約1.4m、重さ約1キロで、数年ぶりの登場だ。「面白いものや、笑ってもらえるものを作ろう」という整備士のアイデアが発端。空港内で不要になった発泡スチロールを切り貼りし、紙やすりを使い、約7カ月かけて2017年に完成した。好評だったが劣化してしまい、1年ほどで中断。整備士も異動となったが、うち1人が今春戻って来て修繕し、復活させた。