岸田首相が北方領土元居住者の3世・4世である北方少年少女に「北方領土問題。若い世代がSNSで積極的に発信を」

AI要約

岸田首相は、北方少年少女の表敬訪問を受け、北方領土問題に関する考えや取り組み姿勢などを述べた。

具体的には、4島の帰属問題の解決と平和条約締結を目指し、北方4島交流事業の再開や元住民の墓参りに取り組む姿勢を示した。

最後に、若い世代に情報発信を呼びかけ、北方領土問題への国民全体の取り組みの重要性を指摘した。

岸田首相が北方領土元居住者の3世・4世である北方少年少女に「北方領土問題。若い世代がSNSで積極的に発信を」

岸田首相は30日、官邸で、北方領土の元居住者の3世・4世などの中学生(北方少年少女)の表敬訪問を受けた。

岸田首相は、「ロシアのウクライナ侵略をめぐって日本とロシアの間の関係は大変厳しい状況にある」とした上で、「(北方領土の)4島の帰属の問題を解決して平和条約条約を締結する。日本政府の考え方は全く変わっていない」と述べた。

そして、北方4島交流事業の再開や、元住民の北方領土への墓参りに取り組む姿勢を強調した。

さらに「北方領土問題は国民全体の問題。解決に向けて、政府と国民が一体となって取り組まなければならない」と指摘。

「日本の将来を担う若い世代に、ぜひ積極的に発信し続けてほしい」と述べ、訪れた中学生に、SNSなどで情報発信するよう呼びかけた。