病院で入院患者から預かった現金を不正引き出しか 元看護師長の50歳女逮捕 病院側が去年7月に刑事告訴
岐阜市の「岐阜病院」に勤務していた元看護師長が、入院患者から預かった現金を不正に引き出す事件が発覚し、逮捕された。
容疑者は5万8000円と5万2000円の2件について逮捕されており、合計で930万円もの現金をだまし取った疑いが持たれている。
岐阜病院は容疑者に対し刑事告訴し、事件の全容が明らかになるまで取り組んでいく姿勢を示している。
岐阜県岐阜市の「岐阜病院」に勤務していた女が、病院で入院患者から預かっていた現金を不正に引き出していたとして、逮捕されました。
逮捕されたのは、岐阜市にある岐阜病院の元看護師長、田中昌恵容疑者(50)です。
おととし5月、入院患者9人が病院に預けていた現金を引き出すため、不正に作成した書類を会計課に提出して合わせて5万8000円をだまし取った疑いが持たれています。
田中容疑者は調べに対し容疑を否認していますが、同じ手口で5万2000円をだまし取ったとして今月9日にも逮捕されていました。
岐阜病院は田中容疑者について、患者22人の預り金からあわせておよそ930万円を不正に引き出していたとして、去年7月に刑事告訴していました。