カナダ、勝ち点6減 ドローンでスパイ行為―サッカー女子〔五輪〕

AI要約

カナダ代表が他チームの練習をドローンで無断撮影し、FIFAより厳しい処分を受けた。

1次リーグの試合であるNZ戦でスパイ行為が発覚し、勝ち点6を剥奪されることが決定された。

カナダは1年間のサッカー活動禁止処分を受ける一方、罰金も科された。

 【パリ時事】パリ五輪のサッカー女子カナダ代表が他チームの練習をドローンで無断撮影していた問題で、国際連盟(FIFA)は27日、1次リーグの勝ち点6を減じると発表した。

 プリーストマン監督ら関係者は、サッカーに関するあらゆる活動を1年間禁止される。カナダは2021年東京五輪金メダルの強豪。

 カナダは25日の初戦で対戦したニュージーランド(NZ)の練習をドローンで撮影。以前にも同様のスパイ行為があったと判明し、フェアプレーの精神に反すると認定された。監督はNZ戦で指揮を執らず、2―1でカナダが勝利。28日にフランス、31日にコロンビアと対戦する。

 カナダ・サッカー協会には20万スイスフラン(約3500万円)の罰金が科された。