【パリ五輪】サッカー女子カナダ代表、勝ち点6減点…ドローン使いスパイ行為の監督らは1年間の出場停止処分

AI要約

国際サッカー連盟(FIFA)は、パリ五輪に出場中のサッカー女子カナダ代表から勝ち点6を減点する決定を下した。

サッカー女子カナダ代表がニュージーランドとの試合でスパイ行為が認定され、監督とコーチ2人に出場停止処分が科された。

カナダ女子代表は前回大会で優勝し、ニュージーランドとの試合では指揮を辞退した監督の代理が勝利を収めた。

【パリ五輪】サッカー女子カナダ代表、勝ち点6減点…ドローン使いスパイ行為の監督らは1年間の出場停止処分

 国際サッカー連盟(FIFA)は27日、パリ五輪に出場中のサッカー女子カナダ代表から勝ち点6を減点すると発表した。現地時間25日の1次リーグ初戦で対戦したニュージーランドの練習を、ドローンを使用して盗み見したスパイ行為が認定された。

 またプリーストマン監督とコーチ2人に対し、1年間の出場停止処分を科したと発表した。FIFAは「プリーストマン監督と2人のアシスタントはフェアプレーの原則に違反した責任がある」としている。同監督はすでにカナダ協会から資格停止処分を受け、チームを離れている。同国協会にはFIFAから罰金20万スイスフラン(約3500万円)の処分が出された。

 カナダ女子代表は前回大会で優勝。現地時間25日に1次リーグ第1戦でニュージーランドに2―1で勝利したが、この試合の指揮をプリーストマン監督は辞退。スペンスコーチが指揮を執った。