走行中の乗用車から異音、エンジン付近に銃弾 猟銃か?山梨県北杜市
30代の男性が車内で異音を感じ、銃弾のようなものを発見
車体に穴が開き、整備工場で狩猟に使われる銃弾の可能性を捜査中
地元でのシカやイノシシ管理捕獲の状況に報告待ち
28日午後3時35分ごろ、山梨県北杜市の30代のアルバイト従業員の男性から「走行中に異音がして、車の中から銃弾のようなものが見つかった」と110番通報があった。
北杜署によると、男性は同日午後3時ごろ、北杜市上教来石の国道20号を乗用車で走っていたところ、車体から異音がした。韮崎市内の整備工場に車を持ち込んだところ、エンジン付近から銃弾のようなものが1個見つかり、車体前部に穴が一つあった。
同署は狩猟に使われる銃弾の可能性が高いとみて調べている。
北杜市によると、現場を含めた市内では、増えすぎたシカ、イノシシなどの管理捕獲が行われているが、地元猟友会でもこの日に狩猟が行われたかはまだ把握できていないという。市林政課は「今後の報告を待ちたい」としている。(米沢信義)