奄美大島を訪問、伝統舞踊で交流 神戸の園児「意外と簡単」

AI要約

神戸市の「さくら園六甲道保育園」の園児らが奄美大島を訪れ、伝統舞踊の「八月踊り」を地元の児童らに習いながら交流。

奄美大島出身の保育園代表の提案で、園児らは自然体験や老人ホーム慰問、海岸のごみ拾いを行ってきたが、今回は伝統舞踊を習う交流を実施。

八月踊り保存会のメンバーや地元の児童から八月踊りを学び、実際に踊りながら交流を深めた。

 神戸市の「さくら園六甲道保育園」の園児らが27日、鹿児島県の奄美大島を訪れ、伝統舞踊の「八月踊り」を地元の児童らに習いながら交流した。参加した男子児童(9)は「八月踊りを習ったのは初めてで難しそうだったけど意外と簡単だった」と満足げだった。

 奄美大島出身の保育園代表、牧野親美さん(63)の提案がきっかけで、園児らは2017年から島を6回訪れ、自然体験や老人ホーム慰問、海岸のごみ拾いを体験してきた。伝統舞踊を習う交流は今回が初めて。

 教えたのは大和村名音集落の児童や、八月踊り保存会のメンバーら。みなで円陣を組み、チヂンと呼ばれる太鼓をたたき、八月踊りの歌を歌いながら踊った。