# 伝統芸能

桂米朝師匠は上方落語の古典として演じられている演目の数多くを掘り起こした(本多正識)
4時間前

桂米朝師匠は上方落語の古典として演じられている演目の数多くを掘り起こした(本多正識)

【お笑い界 偉人・奇人・変人伝】#199 桂米朝師匠の巻  ◇  ◇  ◇ 先日、亡くなられた桂ざこばさんが「ちゃーちゃん」と慕い、敬愛し続けた桂米朝師匠。今回はお笑いの世界で仕事をする者として、また、いち落語ファンとして米朝師匠の存在がどれほど上方落

“浪曲界のプリンセス”澤幸恵、林寛子と20日に異色コラボライブ 「いっぱい勉強させていただきます」
21時間前

“浪曲界のプリンセス”澤幸恵、林寛子と20日に異色コラボライブ 「いっぱい勉強させていただきます」

 ”浪曲界のプリンセス”と呼ばれ、歌手デビューもした澤雪絵(51)が20日に東京・大田区のライブハウス「ラブリー寛寛」で歌手でタレントの林寛子(64)と異色のコラボライブを開く。 日本浪曲協会の理事も務める澤が、浪曲の魅力を広く知ってもらおうと、企画したライブ。これまで講談師や落

藤山直美、父の当たり役に挑む 新橋演舞場「七夕喜劇まつり」 市村萬次郎も主演
2024.07.05

藤山直美、父の当たり役に挑む 新橋演舞場「七夕喜劇まつり」 市村萬次郎も主演

東京・新橋演舞場で5日に開幕する「七夕喜劇まつり」で上演される人情喜劇「はなのお六」(一堺漁人作)と「唐木の看板」(和老亭当郎作)で、藤山直美(65)と歌舞伎俳優の市村萬次郎(74)がそれぞれ主演する。「はなのお六」はもともと、直美の父親で上方喜劇を代表する喜劇役者、藤山寛美(1

桂ざこばさんも登場? 桂吉弥が「地獄八景亡者戯」を8・2喜楽館で披露「米朝、枝雀、吉朝がそろう」
2024.07.04

桂ざこばさんも登場? 桂吉弥が「地獄八景亡者戯」を8・2喜楽館で披露「米朝、枝雀、吉朝がそろう」

 兵庫県神戸市の落語の定席「神戸新開地・喜楽館」の夏休みスぺシャル企画の発表会が4日、同劇場で行われた。 3大企画の最初は「納涼ウィーク」(7月29日~8月4日)。会見に出席した桂吉弥が「猫の忠信」(8月1日)「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ」(同月2日)を演じ

祇園祭・船鉾で「神面改め」、2つの面の無事確認
2024.07.04

祇園祭・船鉾で「神面改め」、2つの面の無事確認

祇園祭の前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)の一つ、船鉾の保存会町屋(京都市下京区)で3日、ご神体の神功(じんぐう)皇后像に付ける面の無事を確認する「神面改め」が行われた。神面は室町時代に制作された「本面」と、江戸時代に作られた「写し面」があり、同保存会にとって最も重要な宝物。本

森の京都DMOで福知山踊りの子ども向けリーフレット制作 歴史や手振り分かりやすく解説
2024.07.04

森の京都DMOで福知山踊りの子ども向けリーフレット制作 歴史や手振り分かりやすく解説

 京都府福知山市の伝統芸能で市指定無形民俗文化財「福知山踊り」の子ども向けリーフレットを、森の京都DMO文化観光サポーターが作った。踊りの歴史や16手振りなどを分かりやすく解説していて、福知山踊振興会による踊りの出張講座を受講する児童たちに配布する。 文化観光サポーター福知山エリ

市川團十郎「後世に残る作品として」 演目『星合世十三團』で13役早替りや宙乗りを披露
2024.07.03

市川團十郎「後世に残る作品として」 演目『星合世十三團』で13役早替りや宙乗りを披露

歌舞伎俳優の市川團十郎さん(46)が1日、東京・歌舞伎座で上演されている『七月大歌舞伎』(24日が千穐楽)に出演。宙乗りや早替りを披露しました。昼の部で上演されている、通し狂言『星合世十三團 成田千本桜(ほしあわせじゅうさんだん なりたせんぼんざくら)』は、2019年7月に團十郎

近鉄アート館で「あべの歌舞伎 晴の会」 「伊賀越道中双六」を上演
2024.07.02

近鉄アート館で「あべの歌舞伎 晴の会」 「伊賀越道中双六」を上演

 「第9回 あべの歌舞伎『晴(そら)の会』」の公演、「伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)」3幕が8月1日~4日、近鉄アート館(大阪市阿倍野区、あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階)で上演される。(あべの経済新聞) 10周年を迎えた「晴の会」は、1997(平成9)年から6

笑福亭仁智 偉大な先人たちの思い継承し上方落語の“悲願”復活願う
2024.07.02

笑福亭仁智 偉大な先人たちの思い継承し上方落語の“悲願”復活願う

 落語家で上方落語協会会長の笑福亭仁智(71)が2日、大阪市北区の天満天神繁昌亭で行われた「上方落語・繁昌亭体験ツアー」ファムトリップに出席した。 コロナ禍も一段落し、従来の客を寄席に呼び戻すために今年6月から行われている当企画。10名以上からの受付で、若手噺家による初心者向けの

野村萬斎さん、狂言にぎやかに 「能~幽玄への誘い~」閉幕 琉球新報ホール 沖縄
2024.07.02

野村萬斎さん、狂言にぎやかに 「能~幽玄への誘い~」閉幕 琉球新報ホール 沖縄

琉球新報創刊130年記念「能~幽玄への誘い~」(琉球新報社主催、NPO法人白翔會共催)の最終日の公演が1日、那覇市泉崎の琉球新報ホールであった。野村萬斎さんが出演する狂言や、能「乱(みだれ)」が披露され、にぎやかに幕を閉じた。 狂言「舟渡聟(ふなわたしむこ)」は、妻の実家にあいさ

《ブラジル》記者コラム= 第1回芸能祭から司会務める藤瀬さん 豪華なフィナーレに込められた想い
2024.07.02

《ブラジル》記者コラム= 第1回芸能祭から司会務める藤瀬さん 豪華なフィナーレに込められた想い

 6月23日(日)午後6時過ぎ、ブラジル日本文化福祉協会大講堂の舞台のそでで、ひときわ目を引く衣装を着て、人知れず泣いている女性がいた。藤瀬圭子さん(81歳、2世、サンパウロ州マリリア出身)だ。第57回コロニア芸能祭の華やかなフィナーレの直後、大道具や音響設備の撤収が進んでいた時だった。

松本白鸚半年ぶり舞台 幸四郎、染五郎との共演に「また3代で芝居をできるとは」と感慨
2024.07.01

松本白鸚半年ぶり舞台 幸四郎、染五郎との共演に「また3代で芝居をできるとは」と感慨

 東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」が1日、初日を迎えた。 夜の部「裏表太閤記」は故市川猿翁さんによって81年に初演された演目で、初演以来43年ぶりの上演。豊臣秀吉、明智光秀の明暗分かれた人生や、2人を取り巻くさまざまな人物を描いた。 今年1月以来の舞台出演となった松本

大阪初夏の風物詩「船乗り込み」 片岡仁左衛門「萬屋さん3代のご披露を大成功に収めたい」
2024.06.30

大阪初夏の風物詩「船乗り込み」 片岡仁左衛門「萬屋さん3代のご披露を大成功に収めたい」

 大阪初夏の風物詩「船乗り込み」が29日、道頓堀川で行われ、大阪松竹座「七月大歌舞伎」に出演する人間国宝の片岡仁左衛門(80)らが川沿いのファンに手を振った。 「七月大歌舞伎」で襲名披露となる初代中村萬壽(69)6代目中村時蔵(36)5代目中村梅枝(8)も乗船。戎橋へ着くと紙吹雪

松本幸四郎の古典愛「今の時代に合わせて堂々とお見せする」後世につないでいく―歌舞伎職人の宿命背負って
2024.06.30

松本幸四郎の古典愛「今の時代に合わせて堂々とお見せする」後世につないでいく―歌舞伎職人の宿命背負って

 【カレイドスコープ】初舞台から今年で45年の節目を迎えた歌舞伎俳優の松本幸四郎(51)。名門・高麗屋に生まれ、幼少期からそのプレッシャーと闘い続けてきた。それでも変わらないのは歌舞伎への愛だ。“若者の歌舞伎離れ”が指摘される昨今。「何でも簡単に手に入る時代ですが、歌舞伎を見るのは一筋縄ではい

初舞台の8歳中村梅枝も船乗り込み なにわ夏の風物詩に片岡仁左衛門ら 紙吹雪など飛び交う
2024.06.29

初舞台の8歳中村梅枝も船乗り込み なにわ夏の風物詩に片岡仁左衛門ら 紙吹雪など飛び交う

 大阪夏の風物詩、片岡仁左衛門(80)ら歌舞伎役者による恒例「船乗り込み」が29日、大阪・道頓堀川で行われた。 多数の歌舞伎ファンが川沿いでなどで見守る中、船に乗った仁左衛門と、初代中村萬壽(69)6代目中村時蔵(36)5代目中村梅枝(8)らが、本町橋から戎橋へ到着。紙吹雪、クラ

和泉元彌さん(50)騒がれた結婚から22年、夫婦・嫁姑関係においても「言葉で伝え合うこと」が大切と実感|STORY
2024.06.29

和泉元彌さん(50)騒がれた結婚から22年、夫婦・嫁姑関係においても「言葉で伝え合うこと」が大切と実感|STORY

結婚22年目を迎え、2人のお子さんにも恵まれた和泉元彌さん。結婚を発表した当時は狂言師と女優の結婚は話題になりマスコミに追いかけられることもありました。その真相と現在の嫁姑の関係性をお聞きしました。■和泉元彌さんprofile1974年生まれの49歳。狂言師。4歳で

中村鷹之資、勉強会「翔之會」で同学年の野村裕基と「二人三番叟」初共演時に“脳汁”出た瞬間明かす
2024.06.29

中村鷹之資、勉強会「翔之會」で同学年の野村裕基と「二人三番叟」初共演時に“脳汁”出た瞬間明かす

「中村鷹之資勉強会 第九回『翔之會』」が、8月12日に東京・国立能楽堂で上演される。これに先駆け、昨日6月28日に東京都内で取材会が行われた。「翔之會」は、中村鷹之資が2013年から行っている勉強会。9回目を迎える今回は、第1回の会場でもあった国立能楽堂を舞台に、鷹之資が、同じ1

「歌舞伎ビギナー」こそ大歓迎!大阪で人間国宝監修の名作を上演
2024.06.29

「歌舞伎ビギナー」こそ大歓迎!大阪で人間国宝監修の名作を上演

人間国宝の歌舞伎俳優・片岡仁左衛門監修・指導のもと、上方歌舞伎の俳優たちが古典作品に挑戦する「晴(そら)の会」。今年で結成10周年を迎えた彼らが「日本三大仇討」に数えられる名作『伊賀越道中双六』を上演することに。6月28日に、11名の出演者中10名がそろった会見がおこなわれ、歌舞伎ビギナー大歓

中村鷹之資「若い人が伝統芸能を見るきっかけを」 8月に自主公演「翔之會」
2024.06.29

中村鷹之資「若い人が伝統芸能を見るきっかけを」 8月に自主公演「翔之會」

 歌舞伎俳優の中村鷹之資(25)が28日、自主公演「翔之會」(8月12日、国立能楽堂)の取材会を都内で開いた。 9回目の開催で、狂言師で同い年の野村裕基(24)と舞踊「二人三番叟(ふたりさんばそう)」を披露し、琵琶奏者の長須与佳(45)による弾き語りなど古典芸能を融合させた内容。

芸舞妓70人、華やかに舞台へ 合同公演「都の賑い」リハーサル
2024.06.28

芸舞妓70人、華やかに舞台へ 合同公演「都の賑い」リハーサル

 京都五花街の芸妓と舞妓約70人による合同公演「都の賑い」のリハーサル「総ざらえ」が28日、京都市東山区の南座で行われた。色鮮やかな衣装の芸舞妓が師匠の指導を受け、華やかに舞った。公演は29、30日に南座で開催される。 この日は上七軒、先斗町、祇園甲部、宮川町、祇園東の五花街がそ