「セカイトボンオドル」ナカボン 「盆ジョヴィ」世界へ、独自つけ麺発表も

AI要約

中野セントラルパークで8月3日・4日に開催される中野駅前大盆踊り大会の概要。

イベントの歴史や特徴、今年の開催概要。

スペシャルゲストやイベント内容、オリジナルつけ麺「盆ジョヴィつけ麺」の提供。

「セカイトボンオドル」ナカボン 「盆ジョヴィ」世界へ、独自つけ麺発表も

 中野セントラルパーク(中野区中野4)で8月3日・4日、「中野駅前大盆踊り大会(通称=ナカボン)」が開催される。主催は中野駅前大盆踊り大会。(中野経済新聞)

 2013(平成25)年に旧北口暫定広場(現在の中野駅北口暫定バスロータリー付近)で初開催した同イベント。バスロータリー整備のために中野サンプラザ前に会場を移したが、2017(平成29)年は北口暫定広場、2018年(平成30)は再度、中野サンプラザ前で、2019年は中野セントラルパークのパークアベニューで開催した。コロナ禍で2020年・2021年は同パークの地下カンファレンスで参加者を限定して開き、オンライン配信も行ったが、2022年に地上開催が復活。12回目となる今回も同パークのパークアベニューにステージを設け開催する。今回のキャッチコピーは「SEKAI TO BON-ODORU(セカイト ボン オドル)」。

 ナカボンは同連盟役員、日本民踊鳳蝶(あげは)流家元で同イベント実行委員長の鳳蝶美成(あげはびじょう)さんらが中心となって、「中野ブランドの確立」「伝統文化の発展」「地域の活性化」「地域コミュニティーの推進」を趣旨とし、「盆踊りを通じて民謡や和楽器生演奏の良さを広く継承すること」を目的に開いている。2018(平成30)年8月14日20時ごろ、中野サンプラザ前で開催されていた「ナカボン」でDJ CELLYさんのかけた「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」で踊る盆踊りが大きな盛り上がりを見せていたところ、参加者の一人がその様子をツイッターでつぶやくと本家ボン・ジョヴィがリツイートして話題となり、多くのニュース番組などで取り上げられた。「盆ジョヴィ」発祥の地であるナカボンに対して今年1月にはボン・ジョヴィ本人から中野駅構内にオリジナルメッセージ付きのポスターが掲出された。今回は開催応援のメッセージ映像が届いているという(7月29日公開予定)。

 ナカボンでは2日間を通して、中野区民歌謡こと通称「中野音頭」、オーソドックスな曲である「東京音頭」「炭坑節」などを三味線や太鼓、尺八を使った生演奏の中で踊るほか、スペシャルゲストによるパフォーマンスもある。そのほか、ミニ縁日エリア、有名キャラクター「ヒーローショー」、子どもも踊れる「ミニやぐら」も設ける。

 スペシャルゲストは、3日=「盆ジョヴィ」のDJ CELLYさん、河内音頭の中山一平さん&端姫さん、ボン・ジョヴィ公式アンバサダーなかやまきんに君、「TRF」のDJ KOOさんら。都立家政で誕生し2020年にメジャーデビューを果たしたザ・リーサルウエポンズ、お笑いコンビ「BAN BAN BAN」率いるアニソンDJイベント「アニソンディスコ」、お笑いコンビ・エレキコミックDJやついいちろうさん、DJ CELLYさんら。

 実行委員長の鳳蝶美成さんは「老若男女が楽しみつつ世界にも広がるグローバルな祭り、そして唄と踊りの集大成を表現したい」と話す。

 併せて、中野区役所1階「NYAカフェ」で、「ナカボン」オリジナルつけ麺「盆ジョヴィつけ麺」を提供する予定。「日本が大好きで、ラーメン好きとしても知られるジョン・ボン・ジョヴィに、中野で生まれた「つけ麺」と中野で生まれたこのネオ盆踊り『盆ジョヴィ』を融合させた『盆ジョヴィつけ麺』を楽しんでほしい。そして盆踊りとつけ麺で世界を席巻したい」という思いから、中野区内の老舗中華麺メーカー「大成食品」と鳳蝶美成さん、酒井直人中野区長ら日本つけ麺学会メンバーも交えてオリジナルつけ麺の研究を進めてきたという。大成食品の鳥居憲太郎社長は「この度、ボン・ジョヴィに自信をもって食べていただける『盆ジョヴィつけ麺』が完成したので、中野駅前大盆踊り大会当日にお披露目する」と話す。

 開催時間は両日とも10時~21時。入場無料。