立民・泉代表が維新・馬場代表との会食で感じた〝間合い〟 自・維と立・維は等距離? 今週の野党

AI要約

立憲民主党・泉健太代表は、自民党と立憲民主党の距離を等距離と感じつつ、次期衆院選に向けて政策を考えていると述べた。

立憲民主党・岡田克也幹事長は、9月の自民党総裁選後に解散と総選挙が行われる可能性が高いと見ている。

日本維新の会・藤田文武幹事長は、選挙前に政策と政治姿勢を有権者に訴える重要性を強調し、戦後体制をシミュレーションすることは分かりにくいと述べた。

立民・泉代表が維新・馬場代表との会食で感じた〝間合い〟 自・維と立・維は等距離? 今週の野党

■今後も問うていく

立憲民主党・泉健太代表

自民党ではない政権を作ろう、という流れにどう向き合っていくのかは、今後も問うていきたい。現時点では自民党と立憲民主党に対して等距離なのかな、という気はした。どこが(次期衆院選で)過半数を得るのか。そういったこともにらみながら、政策をどう進めていくかを考えている、という印象は受けた。

(24日の記者会見、日本維新の会の馬場伸幸代表と23日に会食した際の印象について)

■ありうるシナリオ

立憲民主党・岡田克也幹事長

可能性は10月が非常に高いと思っている。自民党総裁選が9月の最後の10日間のどこかで行われる。そこで「刷新感」を出して、あまり時間を置かずに解散するというのが一番ありうるシナリオだ。

(23日の記者会見、衆院解散・総選挙の時期を巡り)

■分かりにくい

日本維新の会・藤田文武幹事長

われわれの政策、政治姿勢を真正面から、一つでも多くの選挙区で訴えさせていただく。「戦後体制」がこうなるああなる、と最初からシミュレーションして選挙に臨むと、有権者に失礼だし分かりにくい。

(24日の記者会見、他党との連立政権樹立を前提に次期衆院選を戦う可能性を否定して)

■きちんと整理を

国民民主党・玉木雄一郎代表

共産党は「自衛隊は憲法に違反している」という立場だ。わが国の国防に必要不可欠な組織を「憲法に違反する」と主張しているのでは、政権は担えないし、担うべきでもない。そこの整理はきちんとしていただきたい。

(23日の記者会見、立憲民主党に対し、次期衆院選に向けて共産党との関係を見直すよう促して)