キャンプで就寝中に2段ベッドから転落、小5男児が意識不明 神奈川

AI要約

神奈川県横須賀市立小学校の5年生キャンプ活動中、男子児童が就寝中に2段ベッドから落ちて重傷を負った事故が発生。

事故は三浦市内の野外活動施設で起き、男児が床に落ちた際に嘔吐し、救急搬送された。

施設で同様な事故は過去になく、市教育委員会は再発防止に注力するとしている。

キャンプで就寝中に2段ベッドから転落、小5男児が意識不明 神奈川

 神奈川県横須賀市立小学校が19~20日に実施した5年生のキャンプ活動で、就寝中の男子児童(10)が2段ベッドの上段から床に落ち、頭の骨が折れる事故があったと、市教育委員会が26日に発表した。男児は意識不明の重体となり、同日現在も入院中という。

 事故があったのは三浦市内の野外活動施設の8人部屋で、20日午前1時半ごろ、何らかの原因で男児が床に転落して嘔吐(おうと)していることに隣のベッドで寝ていた男児が気付き、教員に連絡。救急搬送された。床から上段までの高さは約1.4メートル。柵はあるが、上段に上がるはしご部分(幅約43センチ)にはなく、市教委はここから落ちた可能性があるとみている。常夜灯はなかった。

 この施設で過去に同様な事故はないという。新倉聡教育長は「事故を十分に検証し、再発防止を徹底したい」としている。(具志堅直)