アンゴラ村長さんら埼玉・本庄市の観光大使に「縄跳びで盛り上げる」

AI要約

本庄市出身の人気お笑い芸人、アンゴラ村長さんとパラアスリートの岩田朋之さんが市広報観光大使に就任した。

アンゴラ村長さんは本庄の魅力を伝える意気込みを語り、SNSを通じて情報発信を行う意向を示した。

岩田朋之さんは縄跳びイベントでの参加を提案し、2人は市長に迫る笑いのある場面もあった。

アンゴラ村長さんら埼玉・本庄市の観光大使に「縄跳びで盛り上げる」

 埼玉県本庄市出身で人気お笑い芸人のアンゴラ村長さん(30)ら2人が25日、市広報観光大使に就任した。吉田信解市長から委嘱状を渡されたアンゴラ村長さんは「すてきな思い出のある本庄の魅力を伝えていきたい」と話した。

 アンゴラ村長さんは、早稲田大本庄高を経て早大に進学。卒業後に組んだお笑いコンビ「にゃんこスター」でブレークした。縄跳びが得意でギネス記録も保持しているという。高校時代には、「本庄のまちおこしをテーマにリポートをまとめた」と明かし、約55万人いるSNS(ネット交流サービス)のフォロワーに「本庄の情報を発信していきたい」と抱負を述べた。

 パラアスリートの岩田朋之さん(38)は、ロービジョンフットサル日本代表時代に合宿地として本庄に通った。「(全盲の学者)塙保己一が、弱視の私にとってのロールモデル」と話し、「縄跳びは多くの人が楽しめる。一緒に縄跳びのイベントで盛り上げたい」と早速アイデアを披露。2人そろって「あとは市長の決断です」と吉田市長に迫る場面もあり、周囲は笑いに包まれた。【隈元浩彦】