「いよいよ本格的に円高?」 一時1ドル=152円台に上昇、日経平均は下げ幅1100円超… 投資家ら思惑さまざま

AI要約

東京外国為替市場で円相場が急激に上昇し、ドル安水準に達した。日銀の利上げ見通しやアメリカの利下げ懸念が円買いを促進している。日経平均株価も円高の影響で急落し、株価への悪影響が懸念されている。

ネット上では円高トレンド入りし、「急激すぎて、辛いよ~」といった驚きや懸念のコメントが多数寄せられた。一方、「今から3年前は100円台だったはずですが‥」といった冷静な意見も見られ、円安時代の過去を振り返る声もあった。

市場は不安定な状況が続き、日経平均がさらなる暴落を懸念する声も。しかし、一部は「正常に戻りつつありますね」「120円ぐらいまで行ってくれれば多少物価下がるか?」と、円安からの調整を期待する声も聞かれた。

「いよいよ本格的に円高?」 一時1ドル=152円台に上昇、日経平均は下げ幅1100円超… 投資家ら思惑さまざま

 25日の東京外国為替市場で、対ドルの円相場が一時1ドル=152円80銭台に上昇した。約2カ月半ぶりの円高・ドル安水準になる。急激な円高の進行には、ネット上では「ヤバいな…」と驚きや戸惑いの声があがった一方、「それでもまだ円安…」と冷静に浮けと止める意見も目立った。

 日銀が早ければ来週にも利上げに踏み切るとの見方が出ているが、アメリカの中央銀行にあたる連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げを行うとの見方も強まっており、日本とアメリカの金利差縮小を意識した円買いが強まっている。

 25日午前の日経平均株価は前日終値からの下げ幅が一時1100円を超えて、3万8000円を割り込んだ。前日の米ハイテク株の急落に加え、円高が日本株の下落を増幅させたかっこうだ。

 一連の動きを受けて、X(旧ツイッター)では「円高進行」がトレンド入り。「急激な変動は…」「いよいよ、本格的に円高進行かな?」「急激すぎて、辛いよ~」「米大統領候撤退も影響してるのでしょう」などのコメントがあがったほか、「業績見通しの悪化を懸念し、輸出関連株を中心に売られる結果に」「円高株安の負のスパイラル」「これで週明けの日銀会合で利上げしたら、日経平均はさらに大暴落?」などと、株価への悪影響を心配する書き込みも目立った。

 しかし、「それでもまだ円安…」「今から3年前は100円台だったはずですが‥」「正常に戻りつつありますね」「このまま120円ぐらいまで行ってくれれば多少物価下がるか?」と冷静な意見も多く見られた。