「すべての国民が確定申告」に「反対してる奴はバカ」堀江貴文さんが河野太郎デジタル相の政策を擁護

AI要約

自民党総裁選に立候補を表明している河野太郎デジタル相が、年末調整を廃止して確定申告を義務化する公約を掲げたことがネットで批判を浴びている。

実業家の堀江貴文さんは河野氏の政策を擁護し、「マイナンバーを使ったデジタル化により手続きが簡略化される」と主張している。

批判は、手続きの複雑さや高齢者や情報リテラシーの低い人への影響への懸念から出ている。ユーザーインターフェースの使い勝手の問題も指摘されている。

「すべての国民が確定申告」に「反対してる奴はバカ」堀江貴文さんが河野太郎デジタル相の政策を擁護

 27日投開票の自民党総裁選に立候補を表明している河野太郎デジタル相が「年末調整を廃止して、すべての国民に確定申告をしていただきます」と掲げた公約がネットで大炎上。これに実業家「ホリエモン」こと堀江貴文さん(51)が「反対してる奴みんなバカ」と擁護する主張を展開した。

 河野氏は総裁選に向けて「移行期間を経たうえで年末調整を廃止して、すべての国民に確定申告をしていただきます」と表明。マイナンバーを使ったデジタル化によって雑所得の経費以外は自動計算になり、確定申告はほとんど手間がかからなくなると説明しているが、SNS上では「めんどいやめてくれ」「効率が悪いし、税務署がパンクします。1人で申告できない人は、新たに出費が発生します」などと批判殺到となった。

 これに対し、ホリエモンは5日に自身のYouTubeチャンネルで、河野氏の政策を擁護。「そもそもマイナンバーに反対してる奴みんなバカだと思うんですけど」「河野太郎さんは当たり前のこと言ってるのに、なんでそんな批判されなきゃいけないのかな、と本当に不思議です。やっぱちょっと頭が弱い人たちが多いんですかね」と挑発した。

 確定申告は現状でもオンラインで手続きできることから「だからもう『窓口がパンクする』って言ってる人は窓口に行くこと前提になってるっていうのは、またおかしな話」「わかりやすい解説動画とか、そういったものを上げるべきだと思う」と提言した。

 一方、この動画のコメント欄には「あのe―taxのクソUIを全国民が使うのは無理だと思う」と現状のオンライン手続きの使いづらさを指摘する声も。このほか「議員さんが率先して確定申告しろよ」と、自民党の裏金問題への皮肉と受け取れるコメントや「馬鹿に確定申告できないし、高齢者にe―taxは無理。間違いなく大混乱起きる」などの懸念を示す意見も書かれている。