福岡女児3人死亡事故から1年 専門家、川や海には大人と一緒に

AI要約

福岡県宮若市の犬鳴川で小学6年の女児3人が流されて死亡した事故から1年が経過。大人が不在で子供だけが遊びに来ており、水辺での安全を啓発する重要性が強調されている。

夏休みシーズンに入り、川や海でのレジャーが増える中、「子どもだけでは絶対に水辺に近づかない」という教育が必要だと専門家が警鐘を鳴らしている。

宮若市では事故現場には柵や立ち入り禁止の看板が設置され、事故発生箇所であることを示す措置が取られている。

 全国で夏休みの時期を迎える。福岡県宮若市の犬鳴川で、小学6年の女児3人が流され死亡してから21日で1年。住宅街を流れる川に子どもだけで遊びにきており、大人はいなかった。各地の川や海でのレジャーを楽しむ機会が増える時期となり、専門家は「子どもだけでは絶対に水辺に近づかないということを、日頃から話しておくことが大切だ」と大人の役割の重要さを指摘する。

 「水難事故発生箇所」「ここには、入ってはいけません」。宮若市の事故があった川辺に降りる階段には柵が設けられ、花や3本一組のジュースが供えられた門扉には、立ち入り禁止の看板が掲げられている。

 夏休み初日に子ども8人で現場を訪れ3人が流された。