海自不正受給 木原防衛相への報告は昨夜

AI要約

元海上自衛隊の隊員4人が潜水手当を不正に受給し、木原防衛相に報告されていなかったことが発覚しました。

逮捕された4人は不起訴処分になっていたことがわかり、木原防衛相が報告を受けたのは事件が起こった後だったことが判明しました。

木原防衛相は文民統制の要諦を守るために報告されていないことを批判し、防衛省が関係者を処分する方針を示しています。

潜水手当を不正に受給していた元海上自衛隊の隊員4人が逮捕されていたことについて、木原防衛相には18日の夜まで報告されていなかったことがわかりました。防衛省は処分を含め検討しています。

潜水手当を不正に受給した元海上自衛隊の隊員4人を警務隊が去年11月に逮捕し、不起訴処分になっていたことは18日、明らかになりました。

このことについて木原防衛相は、会見で逮捕などの報告を受けたのが18日の夜だったことを明らかにしました。

そのうえで「私にしっかり報告することが文民統制の要諦だ。守られていない恐れがあればゆゆしきことだ」と述べ、防衛省・自衛隊の対応を批判しました。

防衛省は、大臣に報告しなかった経緯を調べたうえで、関係者を処分することを含め、検討しています。