最低賃金めぐり労働者側が67円の大幅引き上げ求める 全国の道府県で時給1000円を超え目指し 厚労省審議会

AI要約

労働者側は全国の最低賃金引き上げについて、時給1000円を超えるために67円の引き上げを求めている。

厚生労働省が今年度の最低賃金について議論を行い、全国平均が時給1004円で2023年度の43円増を上回る引き上げが焦点となっている。

経営者側は慎重な姿勢を示し、議論は来週まで続き全国の目安が決まる見通し。

最低賃金めぐり労働者側が67円の大幅引き上げ求める 全国の道府県で時給1000円を超え目指し 厚労省審議会

今年度の最低賃金の引き上げをめぐり、労働者側は全国の道府県で時給1000円を超えるために現在1000円以下の県などを中心に67円の大幅な引き上げを求めました。

厚生労働省は18日、今年度の最低賃金について議論する3回目の審議会を行いました。

現在の全国平均は時給1004円で、過去最大となる43円増えた2023年度を上回る引き上げとなるかが焦点です。

労働者側は18日の審議会で、北海道や京都など全国の道府県で時給1000円を超えるために現在1000円以下の県などを中心に67円の大幅な引き上げを求めました。

これに対し、経営者側は慎重な姿勢を示していて、議論は来週まで行われ全国の目安が決まる見通しです。