きょう(金)の天気 猛暑と激しい雷雨に注意 晴れる所も天気急変のおそれ 東・西日本は各地に熱中症警戒アラート

AI要約

日本は大気の状態が不安定で、日本海側では雨や雷雨が予想される。太平洋側も急な天候変化に注意が必要で、雷雨や突風が発生する可能性がある。

梅雨前線に近い日本海側は雨雲が流入し、激しい雨や雷雨が発生する見込み。太平洋側も空模様が変わりやすく、急な激しい雨や落雷に警戒が必要だ。

東海から西日本では35℃以上の猛暑日になる所があり、熱中症に注意が必要。適切な水分補給や冷房の使用など、熱中症対策を徹底する必要がある。

きょう(金)の天気 猛暑と激しい雷雨に注意 晴れる所も天気急変のおそれ 東・西日本は各地に熱中症警戒アラート

 停滞する前線や湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定になっている。きょう19日(金)は日本海側ほど雨が降りやすく、激しい雨や雷雨になる所がありそうだ。晴れ間の出る太平洋側も天気が急変するおそれがあり、急な雷雨や突風に注意が必要となる。また、東海から西を中心に35℃以上の猛暑日になる所があり、厳しい暑さとなる見込み。

 きょうは梅雨前線に近い日本海側ほど雨が降りやすく、激しい雷雨になる所もありそうだ。午前5時現在、まとまった雨雲はまだ海上にあるが、このあと日本海側や北日本に流れ込んでくる見通し。一方、太平洋側も変わりやすい空模様で、東日本から西日本にかけて発雷確率が高くなっている。晴れていても天気が急変するおそれがあるため、急な激しい雨や落雷、突風などに注意が必要だ。

 きのうは関東甲信と東海で梅雨明けの発表があり、夏空が広がった。東京では猛暑日にはならなかったものの、33.4℃まで気温が上がり、名古屋の最高気温は35.9℃と猛暑日となった。きょうも暑さが厳しく、東海から西を中心に35℃以上の猛暑日になる所がありそうだ。熱中症警戒アラート(図の紫色のエリア)が発表されている所もあるため、こまめに水分補給をし、室内では適切に冷房を使うなど、熱中症にならないように万全な対策が必要だ。

(気象予報士・多胡安那)