九州~関東甲信は梅雨明け間近 真夏の暑さへ 熱中症警戒 晴れる日も天気急変に注意

AI要約

梅雨前線が北上し、梅雨明けが続々と起こる可能性がある。

日中の暑さや急な雨・雷雨に警戒が必要で、土砂災害にも要注意。

18日以降は夏の太平洋高気圧の影響で、気温の上昇と梅雨明けの進行が予想される。

九州~関東甲信は梅雨明け間近 真夏の暑さへ 熱中症警戒 晴れる日も天気急変に注意

この先は梅雨前線が北上し、九州~関東甲信は続々と梅雨明けする可能性があります。真夏の暑さになる日が多いため、熱中症に警戒が必要です。強い日差しが照りつける日でも、にわか雨や雷雨になる所があるでしょう。天気の急変にもご注意ください。

明日17日にかけては、梅雨前線が北陸や関東甲信付近から東北付近まで北上する見通しです。

関東甲信と北陸は雨が降ったりやんだりで、東北も次第に雨が降り出すでしょう。活発な雨雲は、関東甲信や北陸では朝が中心、東北では夜を中心にかかる所がありそうです。これまでの雨で、すでに地盤の緩んでいる所では土砂災害にご注意ください。

日差しが出る九州~東海でも大気の状態が不安定で、局地的に雨や雷雨があるでしょう。急に降り出す強い雨や落雷にお気をつけください。

18日以降は夏の太平洋高気圧の勢力が強まり、梅雨前線は東北北部付近まで北上するでしょう。

九州~関東甲信では、続々と梅雨明けする可能性があります。ただ、湿った空気が流れ込みやすいため、安定した夏空とはいきません。気温の上がる午後を中心に雨雲やカミナリ雲が発達しやすく、激しい雨や雷雨になる所もありそうです。山や川に行く機会が増えてきていますが、天気の急変には注意が必要です。

東北や北海道は前線や気圧の谷の影響で、雲が広がりやすく、雨が降る日もありそうです。沖縄は夏空が続きますが、明日17日夜までに発生する熱帯低気圧の影響で、22日~23日頃は雨が降るでしょう。熱帯低気圧のコースによっては、雨や風が強まることも考えられます。最新の情報にご注意ください。

気象庁は今日16日、網走・北見・紋別地方を除く地域を対象に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。

厳しい暑さは、しばらく続く見通しです。22日頃から気温が平年よりも「かなり高く」なる見込みで「10年に1度レベルの高温」となる可能性があります。

最高気温は37℃~38℃くらいと、体温を超えるような危険な暑さになる所もあるでしょう。夜間も気温が下がりにくく、寝苦しい夜が続いてしまいそうです。寝ている間も熱中症対策をしっかりと行い、日中はできるだけ暑さを避けるようにしてください。

※高温に関する早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。