埼玉県警秩父署の巡査部長の男が知人男性に情報漏えいで逮捕 知人男性と金銭トラブル抱えていた人物の個人情報を不正入手か
AI要約
埼玉県警秩父署に勤務する巡査部長の男が、知人に金銭トラブルになっていた人物の個人情報を漏らし逮捕された。
逮捕されたのは巡査部長の田中晋作容疑者（58）で、知人男性に不正に入手した個人情報を提供した疑いがかけられている。
警察からの情報提供によって事件が発覚し、埼玉県警は厳正に対処する方針である。
埼玉県警秩父署に勤務する巡査部長の男が、知人の男性に対し、この男性と金銭トラブルになっていた人物の個人情報を漏らしたとして逮捕されました。
地方公務員法違反の疑いで逮捕されたのは、埼玉県警秩父署の地域課に勤務する巡査部長、田中晋作容疑者（58）です。
警察によりますと、田中容疑者はおととし6月、知人の40代の男性に、この男性が金銭トラブルを抱えていた人物の住所などの個人情報を不正に入手し、男性に電話などで複数回にわたって情報を漏らした疑いがもたれています。
知人男性が、田中容疑者に個人情報を知りたい旨を依頼したということで、今年2月、県外の警察から「埼玉県警の警察官が個人情報を漏えいしている可能性がある」と情報提供があり、事件が発覚しました。
警察は、田中容疑者の認否を明らかにしていません。
埼玉県警の三浦孝一首席監察官は、「職員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げる。今後の捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」とコメントしています。
