特定秘密漏えいで防衛相に勧告へ　衆院、情報保全改善を

AI要約

衆院情報監視審査会は、海上自衛隊の特定秘密漏洩問題に関し、情報保全体制の改善を求める勧告を行った。

勧告では保全教育や定期検査、秘密の適性評価の見直しが要求されており、衆院によると、国会法に基づく2回目の措置となる。

自民党会長は額賀議長と面会し、改善の早急な措置を求めたと述べた。

　衆院情報監視審査会は17日午後、海上自衛隊で特定秘密の漏えいなど不適切な運用が確認された問題を巡り、額賀福志郎衆院議長を通じて木原稔防衛相に対し、情報保全体制を改善するよう勧告する。保全教育や定期検査、秘密を扱う「適性評価」に関する運用の抜本的な見直しを要請する。衆院によると、勧告は国会法に基づく措置で2023年1月以来、2回目となる。

　岩屋毅会長（自民党）は17日午前の審査会後、額賀氏と国会内で面会し、勧告を求める文書を手渡した。その後、記者団に「極めて残念だ。早急に改善の措置を取ってほしい」と述べた。

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