76歳男、強殺起訴内容認める 盛岡地裁初公判、青森でも事件

AI要約

岩手県滝沢市で知人を殺害し通帳と印鑑を奪ったとして強盗殺人の罪で起訴された無職佐藤広明被告が裁判員裁判初公判で起訴内容を認めた。

被告は佐藤さんを絞め殺害した後、通帳などを奪い、さらに別の男性から車を奪い負傷させた疑いが持たれている。

さらに被告は別の女性から現金と車を奪い、女性を車内に監禁した疑いも浮上している。

 岩手県滝沢市で昨年8月、知人の無職佐藤猛さん=当時(72)=を殺害し通帳と印鑑を奪ったとして、強盗殺人などの罪に問われた無職佐藤広明被告(76)は16日、盛岡地裁(中島真一郎裁判長)の裁判員裁判初公判で起訴内容を認めた。

 起訴状によると、昨年8月14~15日、佐藤さんのアパートで、佐藤さんの首をタオル様の物で絞めて殺害し、通帳などを奪ったとされる。直後の15日夕、車に乗せてくれた80代男性を同県雫石町で暴行して負傷させ、車を奪ったとしている。

 また、被告は同月21日、青森県でヒッチハイクをして40代女性の車に乗り込み、現金と車を奪った上、車内に女性を監禁したとされる。