中国船2隻が尖閣周辺の領海侵入 今年30日目、機関砲搭載か

AI要約

沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船2隻が相次いで侵入。機関砲搭載の船が巡視船の要求に応じず、領海外でも確認。

尖閣周辺での中国当局の船の確認は今年30日目。過去最長の208日連続侵入を更新。

2012年以降の尖閣諸島国有化後における状況を踏まえ、日本政府の対応が注目される。

 16日午前4時ごろ、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船2隻が相次いで侵入した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは11日以来で、今年30日目。

 第11管区海上保安本部(那覇)によると、2隻とも機関砲のようなものを搭載。領海から出るよう巡視船が要求した。

 領海外側の接続水域でも、機関砲のようなものを搭載した別の1隻を確認。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは208日連続。日本政府による2012年9月の尖閣諸島国有化後、最長の連続日数を更新した。