女性巡査が柔道の訓練中に頭部を強打、死亡…京都府警の警察学校で

AI要約

京都府警の警察学校で柔道訓練中に女性巡査が頭部を強打し、死亡したと発表。

巡査は同僚と乱取り中に倒されて後頭部を強打、救急搬送されたが死亡。

初心者でヘッドキャップをかぶっていたが、意識不明のまま急性硬膜下血腫で死亡。

 京都府警は13日、警察学校(京都市伏見区)に初任科生として入校していた女性巡査(23)が柔道の訓練中に頭部を強打し、死亡したと発表した。

 発表では、巡査は1日午後5時40分頃、警察学校の柔道場で初任科の同僚女性と技を掛け合う乱取りをした際、倒されて後頭部を強打。意識不明になり、京都市内の病院に救急搬送されて緊急手術を受けたが、意識は戻らず、13日午前に急性硬膜下血腫で死亡した。

 巡査と同僚はいずれも柔道の初心者で、巡査は頭を守るヘッドキャップをかぶっていた。訓練開始時、巡査の体調に問題はなかった。訓練には初任科生約50人が参加し、教官3人が指導していたという。

 府警警務課は「このようなことが二度と起こらないよう、再発防止策を徹底していく」としている。