暴力団幹部に個人情報を漏えいし逮捕 警部補を停職1カ月処分 神奈川県警

AI要約

神奈川県警は、3年前、職務上知り得た個人情報を暴力団幹部に漏えいした川崎警察署の男性警部補を停職処分にし、その男性警部補は自主退職した。

男性警部補は稲川会系の幹部から個人情報を漏らした疑いで逮捕され、懲戒処分を受けた後に自主退職した。

県警は信頼の回復を図るため、今後も職員に対する指導教養と組織内の規律維持に努めるとコメントしている。

暴力団幹部に個人情報を漏えいし逮捕 警部補を停職1カ月処分 神奈川県警

神奈川県警は、3年前、職務上知り得た個人情報を暴力団幹部に漏えいしたとして逮捕された川崎警察署の男性警部補を、停職1カ月の懲戒処分にしたと発表しました。男性警部補は12日付けで自主退職しました。

川崎警察署刑事第二課の49歳の男性警部補は2021年、稲川会系の幹部から車のナンバーを調べるように頼まれ個人情報を漏らしたとして、地方公務員法違反の疑いで神奈川県警にことし4月に逮捕されていました。

これを受け県警は12日、男性警部補を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表しました。男性警部補は12日付けで自主退職したということです。

県警の加藤秋人監察官室長は、「今後、職員に対する指導教養と組織内の規律保持を徹底し、信頼の回復に努めてまいります」などとコメントしています。