外務省職員、女湯で盗撮未遂容疑 従業員が取り押さえ 墨田区の銭湯

AI要約

外務省職員が銭湯で女性の外気浴スペースを撮影しようとしたとして逮捕された。

逮捕容疑は性的姿態撮影等処罰法違反(撮影未遂)と建造物侵入。

渡辺容疑者は否認しており、外務省も極めて遺憾の意を表明している。

外務省職員、女湯で盗撮未遂容疑 従業員が取り押さえ 墨田区の銭湯

 銭湯で盗撮しようとしたとして、警視庁は外務省職員の渡辺舜容疑者(32)=東京都墨田区=を性的姿態撮影等処罰法違反(撮影未遂)と建造物侵入の疑いで現行犯逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。「盗撮はしていない」などと容疑を否認しているという。

■「盗撮はしていない」と否認

 逮捕は10日。捜査関係者によると、逮捕容疑は10日午後9時半ごろ、墨田区内の銭湯に裏口から侵入し、女湯の外気浴スペースをスマートフォンで撮影しようとしたもの。渡辺容疑者が塀の隙間からスマホを差し込んでいるところを従業員が発見し、取り押さえたという。

 外務省によると、渡辺容疑者は大臣官房報道課の事務官。同省は「職員の逮捕は極めて遺憾。厳粛に受け止めている」としている。(藤田大道)