巨人選手の個人情報を30回以上投稿した疑い 元生保社員逮捕

AI要約

警視庁が元生命保険会社社員の天野里美容疑者を威力業務妨害容疑で逮捕した。天野容疑者はプロ野球・巨人の選手の個人情報を撮影した写真などをインターネット掲示板に投稿し、球団職員の業務を妨害した疑いがある。

警視庁によれば、投稿された写真には巨人の選手の氏名、住所などの顧客情報が記載されており、天野容疑者は元勤務先の生保会社と契約していた選手の情報を悪用したとみられている。

逮捕容疑は、4月下旬から6月上旬にかけてネット掲示板に個人情報が含まれた写真や脅迫的な文章を投稿し、球団職員の業務を妨害したことにある。巨人側が被害届を提出し、天野容疑者の関与がIPアドレスから特定された。

 プロ野球・巨人の選手の個人情報を撮影した写真などをインターネット掲示板に30回以上投稿して球団職員の業務を妨害したとして、警視庁捜査1課は9日、東京都世田谷区桜新町2、元生命保険会社社員、天野里美容疑者(27)を威力業務妨害容疑で逮捕した。

 警視庁によると、投稿された写真は天野容疑者の勤務先だった生保会社と契約していた選手の氏名、住所などが記載された顧客情報画面を撮影したものだった。警視庁は天野容疑者が顧客情報を悪用したとみている。

 逮捕容疑は4月下旬~6月上旬、ネット掲示板に、巨人の選手1人の氏名や住所など個人情報が載った写真のほか、「惨殺し死刑にします」「お前を死んでも許さない」などの文章を投稿し、球団職員の業務を妨害したとしている。「いっぱいやり過ぎて覚えていない」と供述しているという。

 警視庁によると、巨人が6月に被害届を提出。天野容疑者は自身のスマートフォンから投稿したとみられ、IPアドレス(ネット上の住所)から関与が浮上した。【岩崎歩】