大阪・千早赤阪村で選挙公報配布漏れ 土地勘なく山道の先の民家を見逃す

AI要約

大阪府千早赤阪村選挙管理委員会が選挙公報の配布ミスを発表。

業者が一部の世帯に選挙公報を配布せず、97世帯が影響を受けた。

選挙公報の重要性を強調し、再発防止策を取るとともに業者との調整も行われた。

大阪・千早赤阪村で選挙公報配布漏れ 土地勘なく山道の先の民家を見逃す

大阪府千早赤阪村選挙管理委員会は11日、6月30日に投開票された村長選と村議補選の候補者名や経歴、政策などを掲載した選挙公報が一部の世帯に配布されていなかったと発表した。

村選管によると、配布は同府泉大津市内の業者に委託。6月26~29日に全1939世帯に配る予定だったが、97世帯が未配布となった。業者は村に土地勘がなく、山道の先にある住居などを見落としていたという。届かなかった世帯の住民が選管に連絡し発覚した。

村選管は「選挙公報は有権者が投票する際の重要な資料。誠に申し訳ない」とコメント。業者との連携を強化するなどして、再発防止を図るとしている。

業者に対しては、契約が一部不履行だったとして、減額した料金を支払う方向で合意したという。