都知事選2位・石丸氏に「新党ブーム思い出す」…総裁選の争点「日本をこう変える」!自民党・石破茂元幹事長に聞く【国会トークフロントライン】

AI要約

都知事選で急浮上した「石丸ショック」に対し、石破茂元幹事長が興味を持っている様子が伝えられる。

石丸氏のビジュアルや保守派でありながら自民党に所属していない点が支持を集めていると指摘。

自民党にとっては、自民党離れの動きが脅威となり得る「石丸ショック」という現象について、かつての日本新党ブームを引き合いに出して懸念を示す。

都知事選2位・石丸氏に「新党ブーム思い出す」…総裁選の争点「日本をこう変える」!自民党・石破茂元幹事長に聞く【国会トークフロントライン】

都知事選で「泡沫扱い」から165万票で一気に「2位」に駆け上がった「石丸ショック」には「本人に会ってみたい」。そして、号砲がなった9月の「自民党総裁選」には来月にも「天命が下れば立つ」!今年に入って「ポスト岸田1位」を続ける自民党・石破茂元幹事長が「暑い夏」に負けない「熱い語り」を展開します。是非ご覧ください。(聞き手:TBSテレビ政治担当解説委員 石塚博久)

■都知事選2位・165万票“石丸ショック” 若い・保守・自民じゃない…「新党ブーム」想起

ーー都知事選では石丸伸二氏が165万票を獲得し、2位になりました。大変な人気ぶりですがどうご覧になりますか?

石破茂 自民党・元幹事長:

やっぱりおじさんぽくない、イケメンですよね。それがある。やっぱりビジュアルな感じ。それから、自民党じゃない、だけど保守ですよ、言うべきことをはっきり言いますよっていうそういういろんな票が出る要素っていうのを持っていて、それが有権者の方々に訴えたっていうことですよね。だからいわゆる革新っぽくはない。やっぱりどうみても保守だよね。でも自民党じゃないよね、と。「新しい、自民党に代わる清新な候補者」っていう、そういう訴えって感じを受けたんですね。

ーーこの「石丸ショック」は自民党にとっては脅威ですよね?

石破 元幹事長:

うん、それは脅威ですね、間違いないですかね。昔ね、私が当選2回から3回になるころ、平成5年だったかしら。日本新党ブームってのがありましたね。細川護熙さんが颯爽とね、参議院から衆議院に変わられた。その時に「この人だれ?」みたいな人たちがいっぱい当選したんですよね。その時にやはり「若い候補者」「保守」「自民党じゃない」っていうね、そういう訴えで、日本新党ブームって起こって、多くの方が初当選をされた。私は何となくあの光景を思い出しましたね。

ーーテレビやラジオでの石丸氏の受け答えが「石丸構文」と言われ、話題になってもいます。対応の様子にはどう思いましたか。