石丸伸二氏、メディアに苦言「女傑対決で報じるが候補はたくさん」 都知事選報道巡り

AI要約

石丸伸二氏が都知事選のメディア報道に苦言を呈し、有権者のためにならないと指摘した。

石丸氏はメディアに対し、批判的な姿勢を期待し、候補者の公約や争点を精査して報道すべきだと述べた。

石丸氏は都知事選への立候補を真剣に考えており、次期都知事選の立候補も含め、様々な選挙が選択肢としてあると語った。

石丸伸二氏、メディアに苦言「女傑対決で報じるが候補はたくさん」 都知事選報道巡り

7日投開票の東京都知事選で2位になった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏は11日午後、テレビ朝日番組で都知事選を巡るメディアの報道姿勢に苦言を呈した。「最初から自分たちの思いを乗せ過ぎだ。最初、小池百合子都知事、蓮舫前参院議員の『女傑対決』の構図で報じるが、それ以外の候補もたくさんいる。それ(小池、蓮舫両氏)しかないかのように映ってしまったのは有権者のためにならない」と指摘した。

石丸氏は「(権力を持っている)現職に対して、もっと批判的にあった方がいいのではないか」とも述べ、「(メディアは)『今回の争点はどこか』と候補に聞くが、メディアが訴えるべきではないか。公約の精査などで監視役として、国民に(争点は)こうだと報道した方が親切だ」と述べた。

また、石丸氏は共演したコメンテーターに「都知事選に立候補したのは国政を目指す上での小手試し、どのくらい票が集められるか確認したかったのでは」と問われると、「みじんもなかった。観測気球を上げるという意識はない。真面目に都知事選になろうと出馬した」と否定した上で、次期都知事選の立候補も含めて「視野に入る。いろいろな選挙が選択肢としてある」と語った。