石丸伸二氏、維新への応援打診経緯明かす「音喜多さんはなんでああいう表現を」ケンカ別れは否定

AI要約

東京都知事選で2位に入った前広島県安芸高田市長石丸伸二氏が、日本維新の会への応援要請に関する経緯や誤解を解き明かす。

石丸氏は公認や推薦を求めておらず、共感を得られるかどうかを問うために各政党に接触した。政策に共鳴するなら支持してほしいと述べたという。

「ReHacQ」の生配信で経緯を明かした石丸氏は、政党の支援ではなく、政策に賛同してもらいたいとの思いで動いていると語った。

石丸伸二氏、維新への応援打診経緯明かす「音喜多さんはなんでああいう表現を」ケンカ別れは否定

 東京都知事選で、約165万票を獲得して2位に入った前広島県安芸高田市長石丸伸二氏(41)が10日、ユーチューブチャンネル「ReHacQ-リハック-【公式】」の「激論!都知事選とメディアの功罪」の生配信に出演。都知事選前に日本維新の会へ応援要請を行っていたことについて言及した。

 9日の記者会見で、日本維新の会の藤田文武幹事長が石丸氏から東京都知事選の「応援」を打診されていたことを明かした。石丸氏は「藤田さんの説明が一番うまかった」とコメントした。

 音喜多駿氏に対しては「音喜多さんはなんでああいう表現をするのかなっていう。僕がまろやかに明言を避けていたのに」と語り、経緯を明かした。「支援を僕から求めたというような表現だった。それは正確ではなくて。最初から言ってるんですよ。公認、推薦ってあるじゃないですか、言葉のグレードが。あの言葉の定義じゃなくて、単純に石丸伸二の話に乗れるか、乗れないかで支持を表明してもらえないかっていう話をしたんですよ」と打ち明け「全く違うんですよ。党に支援、サポートをお願いしてないんですよ、最初から」とした。

 「ReHacQ」プロデューサーの高橋弘樹氏から「1回目に行って、こういう政策をしたいですと言った。そこに公認推薦をもらえるわけじゃなくて、これに共感してもらえますか?って言いにいったってこと?」と聞かれ、石丸氏は認めた。そして「どこまで可能か分からないですけど、メディア対策として国政政党がついてないと不利な扱いになるじゃないですか。そのためだけで、名義貸しっていうと言葉はアレですけど、その1点だけで話をしました」と語った。そして「そこに名前があるとないと全然違うので、もし可能なら」と続けた。

 さらに「全部相乗りでも構わないという思いでいると。自民・公明・立憲・国民、共産。石丸伸二が言っている一極集中から多極分散、日本の将来を考えた時にこれだ、と乗れるところがあるのであれば、私は受けたいと思うっていう話をしました。いわゆる政党の支援じゃないです、最初から言ってるのは」と語った。

 高橋氏から「私の政策に共鳴するなら、応援してくれ、みたいな」と言われ、石丸氏は「そうです」と言った。そして、ケンカ別れかを聞かれ否定し、紳士的に?と聞かれ、うなずいた。

 同生配信には元テレビ東京で「tonari」代表取締役社長、プロデューサー、映像ディレクターの高橋弘樹氏、社会学者の西田亮介氏が出演。