電車の車輪の下敷きになり男性作業員が死亡 京阪電鉄の車両工場

AI要約

男性作業員が電車の車輪の下敷きになり死亡。同僚が発見し119番通報。

男性は1人で車輪の取り付け作業を行っており、10トンの車輪が装置から外れた可能性がある。

府警は車輪が外れた原因を調査中。目撃情報に基づき事故の経緯を明らかにする。

電車の車輪の下敷きになり男性作業員が死亡 京阪電鉄の車両工場

 1日午後4時半ごろ、大阪府寝屋川市木田元宮2丁目の京阪電鉄寝屋川車両工場で、作業員の男性(54)=京都市伏見区=が電車の車輪の下敷きになっているのを同僚が見つけ119番通報した。男性は病院に搬送されたが約1時間後に死亡した。

 府警寝屋川署によると、男性は当時、1人で電車の車輪の取り付け作業をしていた。車輪は約10トンあり、通常は装置に固定して移動させるが、何らかの原因で装置から外れたとみられる。他の作業員が、転がる車輪を追いかける男性の姿を見たとの目撃情報があり、その後、下敷きになった可能性があるとみて、府警は車輪が外れた原因などを調べる。