日韓首脳会談 来年の国交正常化60周年に向け飛躍を 北朝鮮情勢を懸念

AI要約

岸田首相はワシントンで尹大統領と会談し、日韓の堅固な信頼関係と緊密な連携を強調。北朝鮮情勢やロシアとの関係についても話し合われた。

岸田首相はロシア北朝鮮の関係を憂慮し、日本の安全保障への影響を指摘。また、2025年の日韓国交正常化60周年に向けて日韓関係の飛躍を確認。

日韓首脳会談 来年の国交正常化60周年に向け飛躍を 北朝鮮情勢を懸念

NATO(北大西洋条約機構)の首脳会議に出席するためワシントンを訪問している岸田首相は、11日朝、現地で韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と日韓首脳会談を行い、北朝鮮情勢などについて話し合いを行った。

冒頭、岸田首相は「日韓両首脳が堅固が信頼関係、戦略的問題意識を共有する中で、緊密な連携は意義深い」と述べた。

これに対し尹大統領は「首相と私の堅固な信頼関係を土台に、緊密な疎通を行い成果を積み上げる。ロシアと北朝鮮は包括的戦略パートナーシップ条約を締結し、軍事的経済的関係を加速している、深刻な懸念だ」と述べた。

会談で、岸田首相はロシア北朝鮮の首脳会談の結果は、日本を取り巻く地域の安全保障に与える影響の観点から深刻に憂慮すべきだ、都強調した。

また、2025年が日韓国交正常化60周年となることに向けて日韓関係の飛躍に繋げていくことを両首脳で確認した。