「解決になっていない」野党側、閉会中審査の開催求める 米兵の性暴力事件受け

AI要約

沖縄県で相次いだアメリカ兵による性暴力事件について、野党が閉会中審査の開催を与党に求めました。

参議院外交防衛委員会では、外務省から経緯について聴取が行われました。

野党は県への通報問題の解決を求め、衆議院でも閉会中審査を要求しています。

沖縄県で相次いだアメリカ兵による性暴力事件に関し、県などへの通報がなかった問題について、野党側は一致して衆議院と参議院で閉会中審査の開催を与党に求めました。

立憲・小西参議院議員

「野党は一致してですね、閉会中審査を求めると。国会でしっかり、事実関係と、そして今後のこの再発防止のあり方について政府をしっかり確認しなければいけない」

去年までに沖縄県で起きた5件のアメリカ軍兵士による性暴力事件をめぐり、参議院の外交防衛委員会で理事懇談会が開かれました。

与野党の議員は外務省から経緯について聴取し、捜査終了後に可能な範囲で県に情報を伝える新しい運用についても説明を受けました。

一方で野党各党は、「今回の事件で県に知らされなかったという問題の解決になっていない」などと主張し、今月中に委員会を開くよう与党に求めました。

野党側は、衆議院の特別委員会でも閉会中審査を求めていて、引き続き協議します。