マイナカード交付が1億枚超 保有は9300万枚 総務省

AI要約

政府が交付したマイナンバーカードの累計枚数が1億枚を超えたことが9日、総務省のまとめで分かった。

実際に保有されているのは約9300万枚であり、交付率は79.8%となった。

河野太郎デジタル相は利便性の向上に意欲を示し、マイナカードの活用を強調した。

 政府が交付したマイナンバーカードの累計枚数が1億枚を超えたことが9日、総務省のまとめで分かった。

 7日時点で1億10万8393枚となった。死亡者や自主返納者の分などを除き、実際に保有されているのは約9300万枚。

 同省によると、人口に対する交付率は79.8%となった。一方、保有枚数は毎月末の数値を公開しており、6月30日時点で9278万4654枚。人口に対する割合は74.0%となっている。

 河野太郎デジタル相は9日の閣議後記者会見で、「より大事なのは保有枚数、日ごろの携行枚数だ」と指摘。マイナカードなどの活用を通じて「一度入力したものは二度と記入しなくて済むシステムをつくり上げたい」と述べ、利便性向上に意欲を示した。