拉致問題の解決求める署名「1821万筆」に 官房長官が公表

AI要約

林芳正官房長官は北朝鮮による拉致問題の解決を求める署名が1821万9830筆に達したことを明らかにしました。

署名は政府にとって重要な後押しであり、全ての拉致被害者の帰国を早めるために果断に取り組む考えを示しました。

拉致問題の風化を防ぐために、林氏は今後も署名数の公表を続ける予定であり、拉致問題に取り組む姿勢を強調しました。

拉致問題の解決求める署名「1821万筆」に 官房長官が公表

 林芳正官房長官は1日の記者会見で、北朝鮮による拉致問題の解決を求める署名が6月30日現在で累計1821万9830筆に達したと明らかにした。

 「署名は政府にとって大変心強い後押しになる。一つ一つに込められた思いをしっかりと受けとめ、全ての拉致被害者の一日も早いご帰国を実現すべく全力で果断に取り組む」と語った。

 署名数の公表は、拉致被害者家族の帰国が実現した2度目の日朝首脳会談から20年が経過する中、署名に込められた思いの数をより明確にすることで、問題を風化させない狙いがある。今後も定期的に署名数を公表する予定という。林氏は拉致問題担当相を兼務している。【鈴木悟】