能登復興へ専門組織「タスクフォース」発足…岸田首相「課題を霞が関一体となって解決」
AI要約
政府は能登半島地震被災地の復興支援に取り組むため、「能登創造的復興タスクフォース」を設立し、石川県輪島市で発足式を行った。
能登空港での発足式には岸田首相も出席し、政府は復興作業を加速するために専門組織を活用する決意を示した。
新設されたタスクフォースは幅広い分野で各省庁と地方自治体が連携し、被災地の漁港復旧や被災者の生活再建などに取り組むこととなっている。
政府は１日、能登半島地震被災地の復興支援にあたる専門組織「能登創造的復興タスクフォース」を新設し、石川県輪島市で発足式を行った。関係省庁から派遣された職員１５０人超が同市の拠点に常駐し、復興作業を加速させる。
発足式はこの日午前に能登空港（輪島市）で開かれ、岸田首相も出席した。首相は、「復興の隘路（あいろ）となる課題を霞が関一体となって解決する」と述べ、政府が一丸となって復興の迅速化に取り組む考えを強調した。
タスクフォースは首相が６月２１日の記者会見で設置を表明した。漁港の復旧や被災者の生活再建、公費解体の迅速化といった幅広い分野で、各省庁と県、市町の職員が関係機関と連携して対応していく。
