「まけとられん能登」きらめく色とりどりの光 石川・珠洲の高校生ら感謝のメッセージ

AI要約

能登半島地震で被害を受けた石川県珠洲市飯田町の若山川河口の護岸に、LED照明を使った「まけとられん能登」の文字が点灯し、被災者を勇気づけている。

県立飯田高校の生徒と珠洲ロータリークラブが協力し、メッセージを設置。今年は被災者への激励と支援者への感謝を込めた。

若山川河口のLEDメッセージは8月下旬ごろまで点灯し、明るい気持ちを伝えるために変えられる予定。

「まけとられん能登」きらめく色とりどりの光 石川・珠洲の高校生ら感謝のメッセージ

能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲(すず)市飯田町の若山川河口の護岸に、色とりどりの発光ダイオード(LED)照明約1千個を使った「まけとられん能登」の文字が点灯し、被災した人たちを勇気づけている。

県立飯田高校の生徒と珠洲ロータリークラブが協力し、縦約2メートル、横約20メートルにわたるメッセージを設置した。例年7月に行われる「燈籠山(とろやま)祭り」に合わせてこれまでも設置していたが、今年は被災者への激励と支援者への感謝を込めたメッセージとしたという。

同高1年の松島優真(ゆうしん)さん(15)は「多くの人に支えられたと感じる半年だった。まだ大変な状況だが、『頑張っていこう』と明るい気持ちになってもらいたい」。メッセージを変えながら8月下旬ごろまで点灯する。