クマ・イノシシなど野生動物の出没マップ…栃木県警、レジャーシーズン前に注意喚起

AI要約

栃木県内でクマの目撃が相次ぎ、県警が出没情報を公開している。

ホームページ上で地図を使い、野生動物の出没場所や日時を確認できるようになった。

今後はイノシシやサルなどの情報も表示予定で、観光客含めて被害防止に役立てる考え。

 クマの目撃が栃木県内各地で相次いでいることを受け、県警は25日、出没情報を示した地図をホームページ上で公開した。夏のレジャーシーズンを前に、注意を促し、野生動物による被害防止に役立ててもらう。

 県警ホームページの「野生動物の注意喚起情報」から見られる。地図上で野生動物が出没した場所や日時を確認できるようになっている。クマのほか、今後はイノシシやサルなどの情報も表示するという。

 県警はこれまでも「ルリちゃん安全メール」で野生動物の出没情報を配信してきたが、メールの登録者にしか届かず、また、文字だけなので分かりにくいという課題があった。生活安全企画課の福田亮課長補佐は「県外から観光に来た人たちにも見てもらい、栃木県内での被害防止につなげていきたい」と話している。